ITパスポートは、社会人の方は会社から取得するように推奨されたり、学生の方も比較的取りやすい資格として上位に挙げられる資格です。
この記事は、工学系の大学生の私が、ITパスポートを約1ヶ月で合格した勉強のレポートです。
ITパスポートとは?
ITパスポートは、経済産業省認定のIPAが運営する情報処理技術者試験(国家試験)です。
公式サイトの、ITパスポートの目的は以下です。
具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です
information-technology Promotion Agency, Japan(IPA)パスITパスポート試験 iパスとは
ざっくりまとめると、仕事をする上で必要なITとマネジメントの表面の知識が身につく感じです。
内容はこの様になっています。
ジャンル | 内容 |
ストラテジ系 | 経営全般の知識 |
マネジメント系 | プロジェクトを進めるのに役立つ知識 |
テクノロジ系 | 電子機器やITなどの知識 |
試験時間120分で、合格点は、全体の総合点が1000点満点で 600点以上かつ、各ジャンルが1000点満点の 300点以上です。
試験は、マーク式のパソコンを使ったCBT 方式で行われます。
合格率は、全体で約50%、社会人約60%、学生約 37% です。
開催場所と時間は、東京など主要都市なら毎日、地方都市なら土、日曜日に行われます。
申込みは公式サイトから可能です。
受験料は、2022年に5700 円から7500円(税込み)に値上げされる予定です。
使用した参考書・サイト
参考書は「いちばんやさしいITパスポート」を使いました。
見やすさや好みで選ぶのが良いと思います。
また、試験内容はアップデートされているので、一番新しいものを買うのがおすすめです。
今回使用したのは、こちらの参考書です。
また、こちらも人気です。
併用して、問題の出題傾向と形式に慣れるために、WEBサイトの「IT パスポート過去問道場」を使用しました。
このサイトは、過去約10年分の過去問をまとめており、出題範囲の指定や模擬試験も行えるのでおすすめです。
また、スマートフォンにも対応しているので、スキマ時間などに勉強できて便利です。
約1ヶ月の学習の流れ
フロー形式でまとめました。
必ず毎日 10〜30 分は勉強時間を確保しました。
*自分の専攻が工学なので、テクノロジ系は授業で触った部分が少しありました。
試験終了後に、結果がパソコンの画面に表示されます。
総合点 710点、ストラテジ系 685点、マネジメント系665点、テクノロジ系 705で合格でした。
2ヶ月後に公式の証明書が自宅に届きます。
まとめ
初めての資格試験だったので不安でしたが、無事合格できて良かったです。
合格できたのは、毎日10〜30分の勉強時間を必ず確保したことだと思います。
次は、上位資格の基本情報技術者情報試験に挑戦してみようと思います。
この記事が、参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました